作業療法士

作業療法士とは？作業療法士の将来性・就職先など

作業療法士とは？、資格の種類、将来性、就職先、作業療法士に関連する資格・仕事など、作業療法士に関する情報を詳細に紹介しています。

国家資格　　　※業務独占資格

※業務独占資格とは、特定の業務を行うために取得が必要な資格のこと

交通事故や病気、お年寄り、生まれつきの障害などの理由で身体に障害を持った人に対して、手芸や木工、陶芸、園芸、絵画、レクリエーションといった「作業」を通じて、心身を維持・回復に導き、精神面、心理面での安定をめざすのがOT(Occupational Therapist)と呼ばれる作業療法士の仕事です。

理学療法よりもメンタルな要素がかなり強く、患者さんの応用動作能力、社会適応能力の回復を引き出すのが目標になります。

また、作業療法士は理学療法士とチームを組んで、治療にあたる場合が多いです。

リハビリテーション医学において重要な役割を担っている作業療法士のニーズは増加傾向にあり、高齢社会の現代で、在宅分野を中心に、今後、幅広い活躍が期待されています。

障害をもっている人を「作業」を通じて、機能的、社会的に復帰させるサポートをする非常にやりがいのある仕事でもあります。

・リハビリテーションセンター、リハビリテーション病院
・病院、診療所
・総合病院、大学病院
・デイケアセンター
・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
・肢体不自由児福祉施設
・障害者(児)支援施設
・身体障害者福祉センター
・精神病院　など

働く場所は、病院やクリニックの他、精神病院、社会福祉施設、さらには訪問リハビリ、予防医学へと活躍の場は幅広く挙げられます。