音楽療法士

音楽療法士とは？音楽療法士の将来性・就職先など

音楽療法士とは？、資格の種類、将来性、就職先、音楽療法士に関連する資格・仕事など、音楽療法士に関する情報を詳細に紹介しています。

民間資格

音楽療法には、音楽を聴いて気持ちをリラックスさせる「受動的音楽療法」と、一緒に歌ったり、楽器を演奏したり、音楽とともに身体を動かしたりする「能動的音楽療法」があります。

その効果は多岐にわたり、気分の転換やストレス解消、集中力のアップ、不安や鬱状態が和らぎ痛みが緩和したり、また認知症の予防にも効果を発揮しています。

そのような音楽の持つ生理的、心理的、社会的な働きを応用して、意図的、計画的に治療プロセスを実践するのが、音楽療法士の仕事です。

音楽療法士の資格には国家資格や公的資格はなく、複数の認定団体が独自に発行している民間資格になります。

主な音楽療法士関連の資格はこちらになります。

・日本音楽療法学会：音楽療法士
・全国音楽療法士養成協議会：音楽療法士(専修・1種・2種)

日本音楽療法学会
〒105-0013
東京都港区浜松町1-20-8　浜松町一丁目ビル6階
TEL：03-5777-6220(平日9:00～17:00)
FAX：03-5401-0337(常時)
URL：http://www.jmta.jp/

全国音楽療法士養成協議会
〒102-0074
東京都千代田区九段南4-8-30　アルス市ヶ谷606号
TEL：03-3230-0327
FAX：03-3230-0328
URL：http://jecmt.jp/

近年、心の問題・心のケアが社会的に大きくクローズアップされる中で、音楽療法士の専門家としてのニーズは年々高まっています。

音楽療法は、欧米社会では病院・社会福祉の現場において広く普及していますが、
日本においては、普及の途上にありますので、音楽療法を取り入れる病院や社会福祉施設はまだ少ないのが実情です。

・総合病院：精神科、心療内科など
・リハビリセンター
・高齢者福祉施設
・障害者福祉施設
・特別支援学校
・保育園
・児童療育機関
・教員
・音楽関係の企業
・幼稚園教諭　など

音楽療法士を活かした就職先としては、大別して、医療関係施設、社会福祉関係施設となります。